アメリカの病院ならでは!
先日,階段を踏み外して腰を強打してしまいました。
しばらく安静にして様子をみていたのですが,どうしても痛みが引かず,意を決してアメリカの病院にかかることに。
アメリカでの病院や保険のシステムは複雑すぎですよね。痛い腰をさすりながら,ネットで自分の保険が使えるprimary care(一次医療)の病院を探し,ドクターの評判をチェックし,電話をかけ,初診の患者を受け入れてくれるかを確認。
2日後に予約がとれました。
当日,病院に行くと患者さんらしき人は誰もおらずとっても静か。おそるおそる受付にいる人に名前を名乗り予約がある旨伝えると,ドライバーズライセンスと保険のカードを出すよう指示され,ipadで問診票の入力をするよう言われました。
問診票は日本で書いたどの問診票よりも細かくて,特にアメリカっぽいなぁと思ったのは,sexual orientation 性的指向を書いたり(ちなみに異性愛者は英語でheterosexualといいます。) Are you sexual active?という質問があったりしました。
Sexually Transmitted Infections (STI) 性感染症のリスクがあるための質問であることはすぐ分かりましたが,ちょっと面食らいますよね。
一通り受付がすむと,次に個室に通され,看護師さんが体重や血圧や熱を計ってくれました。
しばらく待っているとドクターが入ってきて診察という流れでした。
じゃあ念のためレントゲンを撮りましょうということになり,prescriptionを書いてくれることに。
ただ,レントゲンをとるのは全く別の施設。
再度自分でレントゲンの予約をとってprescriptionを持って自力で行く➡️レントゲン情報は病院に転送➡️後日病院から電話しますということでした。
まず第一の感想としては,時間がすごくかかる!
そうこうしてるうちに治ってしまうわ。
(治るのはいいことだけどさ!)
だけど予約さえとってしまえば病院で待つ時間はほとんどなく,日本のように待合室で他の感染症をもらってしまうリスクは低いと思います。
また診察後,メールで当日の診察内容が送られてきました。口頭の説明だけでは聞き漏れや誤解などがあるかもしれないので,自宅で落ち着いて見直せるのはすごくいいなと思いました。